キャンプの寝具と言ったら寝袋ですね!
寝袋は体をすっぽり包んでくれる袋状の寝具です。使わない時は専用の袋の中にギュッと押し込んでコンパクトに出来るので、山登りやキャンプでは定番の寝具です。
寝袋にも種類がいろいろあるので、今回はどんな種類があるのかと、その中でもコスパのイイおすすめを紹介しようと思います!
なんとなくシュラフって言葉の方がおしゃれなので使っていきたいんですが、寝袋って言葉の方が染みついているので、サイト内の表現が行ったり来たりするかもしれませんが悪しからず。
シュラフの種類
では、まずシュラフの種類について。
シュラフには、シュラフの形と中綿の種類の2つの視点で分類別けされます。
シュラフの形
一般的なシュラフの形には封筒型っていうのとマミー型っていう2種類があります。
どちらが良いという事はなく、好みによるところもあります。
封筒型
マミー型に比べて横幅が大きいので、ゆったり寝られます。シュラフの中で寝返りを打つことも出来ますよ!
布団の様に頭が覆われていないのと肩口が開いているので、冬は冷気が中に入り易いです。
反対に夏は通気性が良く、チャックを開ければ掛け布団の様に使うことも出来ますよ!
マミー型
頭まですっぽりと覆われ、足元が細く絞られた形をしています。
体とシュラフの間に隙間が少なくゆったり感はありませんが、その分冷気が侵入し難く保温性は高いです。
封筒型に比べて小さいため、収納時のサイズも小さく出来ますよ!
中綿の種類
もうひとつの分類別けとして中綿の種類があります。
中綿はシュラフの中に詰められた保温材のことで、ダウンと化繊(化学繊維)の2つの種類があります。
ダウンの特徴
軽くて保温性が高いので、シュラフの重さを感じ難く暖かいです。
濡れると途端に保温性が失われるため、低温化では湿気や結露に注意が必要です。
圧縮率に優れ、かなりコンパクトに収納出来ますよ!
洗濯や乾燥に気を使います。
化繊の特徴
ダウンに比べると重く圧縮率が低いため、収納性では劣ります。
湿気や結露に強く、濡れても保温性が保たれるのは強みです。(濡れたところは冷たいです。)
洗濯機で洗うことが出来ます。何より安いです!
性能的には化繊よりもダウンの方がメリットが多いです。
最も優れる点は軽くて圧縮できるところで、冬用ともなると中綿の量も多くなるため、圧縮率の低い化繊はかなり大きな塊になります。
特に登山など軽量でコンパクトが重要な場合には、多くの方がダウンを選ばれます。
でもオートキャンプの場合には価格差に対してダウンの優位性ってそんなに高くありません。
最初は気候のいい時期にキャンプに行くと思いますので、春夏秋での使用を想定すると化繊でもそこまで肥大化することはありません。
最初のシュラフには圧縮率よりも価格の方が効いてくると思うので、ここでは化繊に絞っておすすめを紹介しますね!
因みに化繊は4,000円くらいから、冬用ダウンは20,000円くらいからが相場です。
おすすめのシュラフ
シュラフはシュラフ専門のメーカーからキャンプ用品全般を取り扱うメーカーまで、たくさんのメーカーから発売されています。
専門メーカーのシュラフは過酷なシーンでも使えるように、透湿性のある生地が使われていたり、部位毎に異なる生地が組み合わせられて高耐久性仕様になっていたりと、こだわりがギュッと詰め込まれています。縫製の質もかなり細かくチェックされ、高い品質でもの作りが管理されているようです。
スペック、品質、保証の面で手厚いので、その分高価になります。
3シーズンのレジャーキャンプでは専門メーカーのスペック程は必要ないため、もう少しリーズナブルなシュラフから選んでも十分です。
では、おすすめのシュラフの紹介です!
ホークギア/HAWK GEAR
マミー型シュラフ
(画像出典:Amazon)
冬でも使えるくらいにモコモコなマミー型シュラフです。
(メーカー紹介では-15℃耐寒と記載されていますが、さすがにそこまではありません。)
袋の造りがいまいちですが、それでも許せるくらいのコスパです!
アイクライム/iClimb
3Mシンサレート スリーピングバッグ
(画像出典:Amazon)
シンサレートという疑似羽毛素材を中綿に使用した3シーズン向けマミー型シュラフです。
化繊の一種で、ダウンのような保温性と圧縮率が特徴です。洗濯も出来ますよ!
Amazonでは評価数が少ないですが、この値段で大丈夫?ってくらいイイものなので一押しです!
今回は厳選した5種類のシュラフを紹介しました。
他にもたくさんのシュラフが世の中にあるので、自分でも探してみようかなと思う方は形や中綿以外にも重量を気に掛けるといいですよ!
3シーズン対応のシュラフを探すならダウンの場合は400g以上、化繊の場合は700g以上がおすすめです!
ベストシュラフに出会える事をお祈りします!