キャンプで最も必要な「明かり」は?ライトの種類とおすすめを紹介!

キャンプ道具

いろんなキャンプスタイルがある中、野外活動で絶対必要な道具は何と言ってもライトです!
テントの中だけじゃなく、ご飯を食べる場所やトイレに行く道中など、陽が沈み始めるとキャンプ場は途端に暗~くなり、明りのない真っ暗な空間はとっても心細いものです。
今回はキャンプで使えるコスパのイイおすすめのアウトドアライトを紹介しようと思います!

ワンポイント
キャンプの明りの定番と言えばランタンですが、今回はランタンよりもまず最初にゲットすべきライトの紹介です!
趣きのあるランタンももちろん大切ですが、テントの中やリビングなどを広く明るくするライトから優先的に揃えましょう!

ライトの種類

キャンプで定番の灯りには、電気の灯り燃焼により作られる灯りの2種類があります。

燃焼により作られる灯りには、ガスランタンやオイルランタン、キャンドルランタンなどがあり、燃料が燃えることで光を放つ灯りです。主にランタンという名称が付くものが多いですね!

一方電気の灯りは、乾電池やバッテリーを電源にLEDライトを光らせるライトが主流です。

ワンポイント
LEDではないライトもありますが、キャンプでは省エネのLEDライトがコンパクトで長時間点灯するライトとして定番です!

LEDライトは燃焼系ランタンに比べて扱い易く、危険もほとんどないという利点があります。

・スイッチを押すだけで点灯する
・熱くならない
・燃料漏れなど無く、延焼しない
・臭いを出さないため気分が悪くならない

ワンポイント
特にテント内では一酸化炭素中毒の恐れがある燃焼系ランタンは使えないため、LEDライトがシェアNo.1です!

もちろん燃焼系ランタンの良さもたくさんあるのでLEDライトの方が優れているという訳ではありませんが、取り扱いに困ることなく簡単に使えるLEDランタンがキャンプで大活躍するのは間違いありません!
今回はLEDライトに注目して種類やおすすめを紹介していきますね!

明かりの種類

どのような灯りがあるかを簡単に紹介したところで、本題のLEDライトの種類に迫っていきたいと思います。
キャンプで使用するLEDライトには大きく3つの明かりの種類があります。

面発光タイプ
広く発光する面を持つライトで、主に面の向いている方向に光を放ちます。
少し離れたところから明るくしたい方向に向けて設置することが多く、ランタンフックハンギングチェーンなどに引っ掛けたりして団欒スペースを照らします。
明るくしたいところを真上から照射できるので、影が出来難く最も使い易いライトです。

ワンポイント
家庭でいうシーリングライトのように広い範囲を明るくしてくれるので、テント内やテーブル上の主力となるライトです!
面発光ではないけれど、おしゃれ度の高いペンダントライトも同じように使えるライトですね!
水平方向拡散タイプ
LEDランタンと呼ばれるライトがこのタイプで、円筒状の発光面が水平方向360度に光を放つライトです。
全周照らすことが出来ますが真上と真下を照らすことは苦手なので、例えばテーブルの上を明るくしたい場合にはテーブルの上に吊るすのではなく、少し離れたところに置いて横や斜め上から光を当てる感じで照らします。

ワンポイント
光が横から照射されるため、食器や人の動きで影が出来やすく、人数やモノが多い場合には意外と不便なライトです。
なので、何処かを狙って明るくするというよりは、サイト全体をほわっと明るくするような使い方がいいかなと思います!
スポット照射タイプ
狙ったところをピンポイントで明るくするライトです。
照らす範囲は狭いですが、強い光が特徴のライトなので上の2種類のライトよりも明るく照らすことが出来ます。
照射時間が短いため一時的に使用するという用途に向いています。
フラッシュライト(懐中電灯)やヘッドライトがこのタイプのライトになります。

ワンポイント
行動が伴う場合におすすめのライトです。
特にヘッドライトは両手がフリーになるので、状況によってはあると便利なライトです!

すごーく簡単にまとめると、上から照らすライトと、横から照らすライトと、ビームのようなライトの3種類です!
強引にこの3種類に分類したとしても、それでもキャンプ用のライトはたくさんの種類があり、それぞれの分類からひとつずつ選ぶにしてもなかなか決めきれないと思います。

そこで、一端家庭のライティングを振り返ってみましょう!

リビング、ダイニング、階段、寝室など、どんなライトが使われていますか?自分の家だけでなく、ご実家や友達の家、サザエさんの家なんかも思い出してみてください。
そうです!多くの部屋にある照明器具はシーリングライトやダウンライトなどの上から下方向を照らすライトではないでしょうか?
スタンドライトやスポットライトなどは雰囲気としてはとても効果的ですが、実用的なのは天井から下方に広い範囲を照らすライトですよね?!

キャンプは屋外で生活をすることなので、大まかには家庭での行動と大差はありません。家庭で最も使う明かりがキャンプでも最も使う、最も便利な明かりなので、まず揃えるべきライトは上から下に照射できる、特に実用的な面発光型のLEDライトです!

ワンポイント
面発光のライトは吊り下げて使うだけでなく、スタンドライトのように立てて使うことも出来るので手元の明かりにもなりますよ!

更に付け加えると、ソロであれば2つ、家族であれば3つ以上揃えるようにしてください!
家族の場合はサイト、リビング/テント内、行動する人用の3つです。全員が同じ動きをすることはないので、必要な場所には常に設置しておきます。
ソロの場合にはサイト用と行動用の2つです。トイレなど短時間の移動の場合は防犯の目的でもサイトは照らしておいた方がいいです。また、1個壊れても予備にもなるので絶対2個は準備してくださいね!

優先して揃えるべきライトが見えてきましたね!

色温度とルーメン

ライトのおすすめを紹介する前に、照明器具の選定でチェックしておきたい2つの性能について紹介しておきます。

色温度
色温度は光の色を表す指標です。
単位にはK(ケルビン)が用いられ、4500Kとか3000Kとかって表示されていたりします。
厳密に色を調べたい方はこの色温度の値が重要になりますが、もっとラフな感じで知りたい方は一般的な光の色を表す表現(昼白色や白色、電球色など)を覚えておくといいですよ!
ワンポイント
稀に暖色という表現がされる場合がありますが、これは温白色や電球色を表しています。
ルーメン

ルーメンは光源から放たれる光の量、つまりライトの明るさを表すもので、lm(ルーメン)という単位が用いられます。
数値が大きければそれだけ光の量の多いライトという事になりますが、発光部のサイズや数を考慮しなければ想像より暗いと感じることもあるため注意が必要です。

例えば一か所が光るようなライトの場合、200lmもあれば直視できないほど眩しいですが、手の平サイズの面発光ライトだと非常灯レベルの暗さです。
発光面が大きければ光を照射する先も広くなりますので、その分光の量の多いライトを選ぶ必要があります。ルーメンだけで明るさを判断すると見誤ることがあるので注意して下さいね。

ワンポイント
明るさが調整できるものであれば明るいライトを選んでおくと融通が利きますよ!

ライトを選ぶときには光の色(色温度)と光の強さ(ルーメン)そして発光部のサイズを確認しましょう!
とは言え、明るさって数値だけでは何とも判断がつかないモノです。そんな時は先人の口コミを参考にするといいですよ!

おすすめのLEDライト

AmazonでLEDライトを検索すると判りますが、LEDライト市場は類似のもので溢れかえっています。
決して中国製が類似を出したと言う訳でもなく、名の知れた日本ブランドが後発で出していたりと、どのメーカーのライトが本物なのかわからない状態です。

ここではおすすめのライトのに対して実際に使ったことのあるもの、または購入レビューの多いものからピックアップして紹介しますので、より安価で性能も大丈夫そうなものがあれば全然そちらを選択してくださいね。

ではおすすめのライトのの紹介です!


Finnart
LEDランタン(2個セット)

(画像出典:Amazon)

主に吊るして使用する小型のLEDライトです。
吊るす場所が必要と言うところが限定的ですが、コスパがいいです!
光はそれ程強くありませんが、2段階の調光とSOS点滅の3パターンの点灯モードを備えています。
こちらは充電タイプですが、乾電池タイプのもありますよ!


ウーベン/WUBEN
F5

(画像出典:Amazon)

ちょっと値は張りますが、おすすめ度No.1の面発光型LEDライトです。
3種の色変更と3段階の調光が行え、5200mAhのモバイルバッテリー機能も備えているので、長時間の点灯もスマホへの充電も出来ちゃいます!
吊り下げの他、横置き、マグネット吸着、三脚固定など設置方法が多彩なのもグッド!
防水性能もあるので雨の中でも使える、正に万能型のライトです!!


Gumoch
LEDランタン

(画像出典:Amazon)

某ゴール〇ロの類似ライトですが、シェードや三脚などもついて破格の値段は凄すぎです!
水平方向拡散タイプですが、真下にも光が届くようになっているため吊り下げでも活用できるライトです。
無段階の調光とフラッシュライト機能が付いているので、ひとつあるといろいろな使い方が出来て便利ですよ!


Poven
ヘッドライト

(画像出典:Amazon)

ヘッドライトの必要性は様々で、無くても何とかなることが多いですが、陽が落ちてから作業をしなければならない時にはかなり助かるライトです。
センサー機能を備えているので手を触れずにON/OFFすることが出来ます。手が汚れているときなどはとても便利ですよ!
2段階の調光とSOS点滅の3パターンの点灯モード、そして防水性能を備えています。


今回はおすすめの4種類のライトの型を紹介しました。
中でも面発光タイプのライトは汎用性が高く安定して活用できるので特におすすめです!
ただちょっとおしゃれ度に欠けるかなーと感じる方は上から吊るすペンダントライトを探してみるといいかも!
LEDライトはいくつあっても困らないので、暗い夜を明るくして楽しんでください!

ベストライトに出会える事をお祈りします!

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