優先度の高いキャンプ道具 -住-
最後は住です。
キャンプらしさの筆頭でもある住の道具は、優先度が高く必要不可欠なものが多いです。
テントを使わないキャンプスタイルもありますが、キャンプデビューはやっぱりテントです。
テントにはいくつもの種類がありますが、特にファミリーキャンプにおすすめのテントはツールームテントです。
ツールームテントは寝室とリビングがひとつのテント（アウター）の中に構築されるテントで、これさえ設営すれば寝る場所と食事をとる場所が完成します。
リビングスペースはアウターで囲われるため、雨風や日差しを簡単に遮ることが出来るのもツールームテントの優れた点です。
テントの設営で必要になる道具としてはグランドシートとペグがあります。
グランドシートはテントのフロアと地面との間に敷くシートのことで、インナーテントの劣化と雨天時の浸水を防ぐ効果があります。
必ず無いといけない道具ではありませんが、テントを長く使うためには買い揃えるべき道具です。
あと、グランドシートはテントを畳むときの汚れ防止や、テントの設営場所を確認する時など、他の用途でも役立つ便利な道具なので、無くてもいいけど是非揃えてください！
しかし、このピンペグは全く役に立たないので使おうなんて思わないでください！
土や芝などの比較的柔らかいグランドにしか刺すことが出来ず、刺さっても強い風が吹き抜けた瞬間に抜けてしまいます。
固いグランドにも刺さり、風に負けずにしっかりと固定してくれる強いペグを準備してください。
それと、ペグと同時にペグ打ち用のハンマーも準備しましょう。
プラスチックのハンマーでは硬いグランドには打ち込めませんので、金属ヘッドのハンマーが必要です。
キャンプ用で探すと千円を優に越していきますが、ホームセンターで購入すれば数百円ですよ！
テントが準備出来たところで、次にテント内で使用する3つの道具をチェックしていきます。
1つ目はフロアマットです。
フロアマットはインナーテントの中に敷くマットで、役割はクッション性と断熱効果です。
芝のフィールドであればマットが無くてもクッション性はいいかもしれませんが、地面の温度がそのまま伝わってくるため、特に秋～春の間は地面が冷たくてテント内が温まりません。
マットを敷くことで冷気を遮断することが出来るので、クッション性も含めて優先的に揃えるべき道具です。
2つ目はシュラフ（寝袋）です。
これはほぼ必須の道具ですが、夏の暑い時期に限り不要となる変則的な道具です。
真夏の夜はシュラフに入って寝るなんて暑くて出来ませんので、タオルケットなど軽く羽織れるものがあれば十分です。
夕暮れを過ぎると真っ暗なので、何か行動するにはライトが絶対必要です。
ライトはいくつあってもいいくらいの代物ですが、最低でも寝室（インナーテント内）用とリビング用、そして移動用の3用途のライトは必須です。
おすすめは手の平サイズの中光量LEDライトで、吊り下げタイプのものが3個程あればなんとかなるでしょう。
インナーテントに入る時はこの内の1～2個を持って行けば、どちらもある程度明るさが保てます。
歯磨きやトイレに行く時にはその内の1個を持って行けば道中を照らせますし、みんなで一緒に行動すれば安全です。
たくさん準備できるならそれに越したことはありません。壊れた時の予備にもなりますからね！
寝る場所が整ったところで、最後にキャンプでリラックスするための道具の確認です。
アウトドアでリラックスするにはテーブルとチェアが必要不可欠です。
ちょっと腰を下ろしたい時や、仲間や家族と談笑する時、そしてもちろんご飯を食べる時なんかも、地べたに座るよりもチェアに座った方が体も心も楽です。
無くても何とかなると言われると否定はできませんが、ソロではなく家族やグループで行くときにはやっぱりあった方がいいと思います。
家族分となると場所もお金も掛かりますが、これらも優先度の高い道具です。
この他にもラックやトラッシュボックス、サイドテーブルなど、いわゆるアウトドアファニチャーに分類される道具があります。
これらはあると非常に便利ですが、どれだけ必要かの見極めが難しく、且つ揃え過ぎると設営や片付けが大変になります。
用途や使用イメージを想像し、本当に必要な場合のみ手を出すようにしましょう。
オートキャンプサイトであれば車も荷物置き場として使用できるので、慌てて買い揃える必要はないかなと思います。
まとめ
最後に優先度の高い道具をまとめておきましょう！
・防寒具
・雨具（雨合羽、長靴、傘）
・アメニティーグッズ
・調理器具（ナイフやまな板、フライパンや鍋は必要なモノを見極めて）
・火器（ガスバーナー、焚き火台）
・食器類（紙皿はNG）
・キッチン用品
・グランドシート
・ペグ＆ハンマー
・マット
・シュラフ（寝袋）
・LEDライト（3個以上、吊り下げタイプ）
・テーブル＆チェア
ファミリーキャンプをイメージして必要な道具を洗い出してみましたが、ソロキャンプでも数や大きさは違えと必要な物はそんなに変わりません。
これから行くキャンプの雰囲気を想像してみて、これらの道具を順番に選んでいきましょう！
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