キャンプでの一番の思い出になるご飯の時間。
いつもと同じような食べ物でもキャンプで食べるとなぜかおいしいし、ご飯の時間をみんなで作り上げている感じが正に絆ですよね!
そんな絆を作る一大イベントなので、出来れば楽しく笑い合いながら過ごしたい!
今回はご飯の時間を楽しむためのおすすめのコンロについてのお話です!
キャンプご飯と火力
調理器具もたくさんの種類が用意され、キャンパーによってはキャンプ料理の方がレパートリーがある方もいる程でしょう。
そんなキャンプ料理に欠かせないものが火力です。
家庭での火力と言えばガスコンロや電気コンロが一般的ですが、ではキャンプではどうでしょう?
答えはいろいろです!
家庭よりもキャンプの方が火力の自由度が高いので、それぞれのキャンプスタイルや人数、季節などによっていろいろな火力が使われます。
ではどんな火力があるんでしょう?道具と共にいくつか紹介しましょう!
BBQコンロ
イメージ通りの四角い箱型のものが多く、中に薪や炭を入れ、その上に焼き網や鉄板を置いて使います。
箱に脚とハンドルが付いているだけのシンプルな物から、炭入れが引き出しになっているもの、焼き面の高さが変えられるものなどコンロによって機能の違いがあったりします。
小さなお子さんがいると危険が伴いますが、大人がたくさん集まるような食事にはぴったりですね!
焚き火台
最近の焚き火台は最初からその用途を想定して作られたものが多く、焼き網などがセット出来るようになっています。
BBQコンロとの違いは高さで、立食想定のBBQコンロは腰の高さくらいに本体がありますが、焚き火台は膝下の高さに設置します。
焚き火と同じように、焚き火台の前や周りに座って調理します。
コンロでも焚き火をしようと思えば出来ますが、焚き火の炎がきれいに見えるのが焚き火台のいい所ですね!
ガスコンロ(バーナー)
本体にガスカートリッジ(CB缶/OD缶)を装着し、燃料ツマミを捻って着火するだけ、お手軽調理器具です!
家で鍋をする時に使うような卓上型コンロから、OD缶に直接取り付けるコンパクトなシングルバーナー型まで種類は様々です。
火力も自由自在なので、料理を失敗し難いのも魅力!
ガソリンバーナー
不純物が少ないと言ってもそのまま燃やすと煤だらけなので、綺麗な燃焼にはイイ感じの混合状態にしなければならない等、ちょっと知識や手間のかかる玄人向けのコンロです。
キャンプ慣れしてきたら検討してみてもいいかも!
アルコールストーブ
大人数分を調理するには火力も燃焼時間も足りないので、1人サイズの小さなクッカーで料理をする、ソロキャンプ用の道具です。
荷物がコンパクトになるので、テント泊登山などの火力として人気です。
薪ストーブ
チンチンに熱された薪ストーブの天板はフライパンや鍋などを熱せることが出来るので、暖をとりながら調理が出来る一石二鳥の火力です。
通年これで調理する方はあまりいないと思いますが、キャンプならではの冬の調理方法として趣きがありますね!
メジャーな火力を6種類紹介してみました。それぞれの道具の使用シーンを人数とかシチュエーションに当てはめて想像してみると、ちょっと合わなさそうな道具も中にはあるかと思います。
例えばBBQコンロでは、秋晴れの中でみんなでコンロを囲むように笑い合うシーンはすぐに想像されると思いますが、雨風が強い中ではあまり楽しそうには思えませんよね。
使うシーンを考えた時に、不得意な事がそんなに大した事じゃないと思える道具がそのシーンに適した道具なんだと思いますよ!
と言ってもコンロにはそれぞれ個性があります。
いろいろなコンロを持ち、天気や人数などに合わせて使い分けられれば言う事なしですが、初めからたくさんのコンロを準備するのは大きな負担なので、まずは多くのシーンで使える万能型のコンロをひとつ揃えることがスタートです!
オールマイティーな万能コンロ
ではどんなシーンが想定されるでしょう?
まずは人数です。4人くらいのファミリーキャンプから2人で行くデュオキャンプ、1人を楽しむソロキャンプなど、一度に作るご飯の量は人数と比例します。
次に天候です。晴の日と雨の日、涼しい日と寒い日などキャンプの天気は運任せなところはありますが、特に天候の悪い日には料理をする場所や食べる場所が限定されていきます。
反対の発想をしてみると、室内でも調理できるコンロは室外でも使えるよね!ってことになります。
同じように人数についても4人で使える物は1人でも使えるよね!ってこと!
そしてもうひとつ!
キャンプだけじゃなくて家でも使えるコンロならお得感が増しますよね!
ってことで最初に揃えるべきコンロは卓上コンロです!!
更にガスなので取り扱いも簡単で、調理器具に煤汚れもつかないため片付けまで楽!
点火も火力調整も自由自在なので料理を失敗するリスクが少なく、みんなの笑顔を絶やしません!!
キャンプに卓上コンロ?と思われる方もいるかと思いますが、まずは使い慣れた火力で失敗しない事が大切です!
想像してみてください。
火起こしに時間が掛かってやっと着火したと思ったら辺りは真っ暗。火力はバンバンだからお肉の表面はすぐに硬くなるけど中まで焼けてるかは薄暗くてよく見えません。生焼けは食中毒の素です・・・。
ソロキャンプならそんな失敗も楽しめるかもしれませんが、他にメンバーがいるとみんなが笑って過ごせるとは限りません。
火起こしや焚火はご飯と別で楽しむのだって問題ないんです!
まずは確実に料理が出来る道具をひとつ揃えておきましょう!
おすすめの万能コンロ
キャンプで卓上コンロを使うのはそんなに珍しい事ではありません。
アウトドアブランドからも卓上コンロが発売されているくらいメジャーで、アウトドアな見た目の卓上コンロもたくさんあります!
今回はその中からふたつの卓上コンロを紹介しましょう!
イワタニ
カセットコンロ タフまるJr.
(画像出典:Amazon)
タフが全面に出ているアウトドアチックなデザインの卓上コンロです。
武骨な道具で揃えられたおしゃれなサイトにもしっくりと納まる見た目はイイ感じ!
コスパ最強のおすすめコンロです!
どちらの卓上コンロもCB缶用です。CB缶は入手もし易く燃費の良さが特徴ですが、ちょっと缶の見た目がおしゃれじゃないのが気になる方も。
でも大丈夫!
コンロの中にすっぽり納まるのでデザイン性を損ないません!
見た目も使い易さもすこぶるイイおすすめのコンロです!
ベストコンロに出会える事をお祈りします!