「キャンプってなに?」
以前は考えもしなかった事ですが、意外とこんな質問を受けることがあります。
「キャンプってなに?なにするの?行ってみたい!」折角キャンプに興味も持ってくれたのなら、ちょっとは応えたいかなと思いこのサイトを立ち上げました!
今回はキャンプの入口とも言えるこの疑問について簡単にお答えしようかなと思います!
キャンプとは
私なりの答えではありますが、キャンプとは、『キャンプと思えばそれは全てキャンプだ!』です!
「そこに山があったから。」のような名言とはかけ離れた言葉で恐縮ですが、キャンプっぽいと思うイベントはキャンプでいいんじゃない!というイメージです。
ちょっと話がそれますが、石と岩の違いって分かりますか?
なんとなく大きさの違いで区別されそうですが、明確な基準ってきっとないですよね。
キャンプもそんな感じだと思います。どこからがキャンプでどこからがキャンプじゃないのかなんて明確に区切られていなくて。
キャンプという言葉がくっつくだけで楽しさが増えるのであれば全部つけちゃえばいいんです!
とは言っても、何でもかんでもキャンプと言う訳にはいかないので、ちょっとキャンプの定義をwikiで見てみました。
キャンピング(キャンプ)は、野外での一時的な生活を指している。
ラテン語の「campus」(カンプス)、フランス語の「champ」(シャン)は「野」を意味し、英語の camp や camping も同系統の語である。現在ではキャンピングと言うと、テントや即席の小屋状建築物での滞在を指すことが多いが、実際には特に限定はなく、岩窟などの自然地形を利用して生活することや、簡単なツェルトなどでの一時的なビバーク、積雪期に雪洞を掘りそこで過ごすなど、広義には、野外、屋外で一時的に生活すること全般を指す。
キャンプは特に自然の中で活動するからこそ大きな効能がもたらされると考えられている。
都市から離れた大自然の中での生活は、都市での日常行動を打ち破る創造的行動が要求され、また自然と接する内に、その美しさや厳しさを知ることも出来る。
またキャンプの一連の活動の中で登山、釣り、水泳などの活動をする内に、身体を鍛えることも出来る。(出典:Wikipedia)
wikiの定義をギュッと縮めて解釈すると、キャンプとは自然の中で生活するという事なのかなと思います。
テントで寝なくても、夜を越さなくても、自然のある中で生活をしたそのひと時は、キャンプなんです!
視野を広げれば様々な生活がキャンプになって、なんかワクワクしますよね!
ファミリーキャンプやソロキャンプ、デイキャンプやお家キャンプなんてのも現代ならではの発想です。
山や湖が近くになくたって、テントやシュラフを持っていなくても、野原の上にピクニックシートを敷けばキャンプになるんです!
でも、レジャー目的のキャンプだけでなく、登山を目的とするテント泊やビバークもキャンプです。
キャンプの範囲は広いけど、キャンプをひとまとめで捉えると反対に難しくもなってきます。
キャンプとは、自然の中で生活する事と捉えましたが、キャンプを語るには分類をしっかり別けないと誤解を生むことにもなり兼ねないので注意が必要ですね。
因みにこのサイトでは、レジャー向けのキャンプをメインに情報を発信しています!
キャンプって何するの?
なんでもキャンプ説を唱えた後にこの質問にはとてもとても答え難いですが、レジャーキャンプの定番でもある1泊2日のテント泊キャンプを例に、大まかな流れを紹介しようと思います。
1.テントを張って荷物を並べる
2.ご飯を作って食べる
3.寝る
4.起きる
5.朝ごはんを食べる
6.片付けて帰る
キャンプっぽいワードがテントのみですが、これらの生活イベントを自然のあるフィールドで行うからこそキャンプの意義みたいなのがくっついてきます。
それはwikiにも記載されていたように、創造的行動であったり自然を知るということに他なりません。
のんびり休暇を取るだけがキャンプではないという事ですね。
でも休暇と共同作業の割合は自由に調整することが出来るのも現代のキャンプの良さで、これはキャンプを楽しむ上で大切なプランニングになりますので、キャンプの前にしっかり確認しましょう。
自然や笑顔に触れて癒される時間がキャンプの醍醐味ですからね!
初キャンプの前に
ストレスの発散やヒーリング効果など、キャンプではデトックス的な効果を期待する方は多いと思います。
豊かな自然や尽きない会話、皆の笑顔には正にこの効果があり、キャンプの醍醐味です。
しかし、実際に初キャンプでデトックス効果を存分に味わえた方は少数だと思ってください。
先ほどのキャンプの流れを今一度思い出して頂くと想像されるかと思いますが、(もの凄~くキャンプ反対派の表現をすると)キャンプとは「電気のない野ざらしの土地に放り出されて家事をする」という事です!
しかも家に戻ってきてもまた片付けをしなければなりません。
結構大変で、想像以上に疲れます!
それでも楽しかった思い出が疲れた思い出よりも勝っているから、人はまたキャンプに行くんです。
慣れてくると大変な事がスムーズに出来るようになり、荷物を並べたり片付ける事さえも楽しくなるんですが、出来れば最初から大変な思いは少ない方がいいですよね!
そのために大切なことはプランニングです。
時間と体力には限りがあります。
時間に追われ、焦り、疲れ、怪我をしないよう、余裕を残したプランニングが大切です。
そのためには”準備をしっかりする事”、”やりたい事や荷物を詰め込み過ぎない事”の意識が重要です。
空き時間何しよう?くらいの方が次のキャンプへの楽しみが出来ていいくらいだと思って、出来るだけ最初の荷物は増やさない事が大切です。
行ってみたい!を繋げよう
行ってみたいと思ったからキャンプに行く方がほとんどだと思います。
慣れない頃は疲れる事や大変な事、焦りやストレスがどうしても思い出の一部に残ってしまいますが、それでも楽しかった思い出がそれを上回ればいいんです!
キャンプにまた行きたいね!が繋がるように!